誇り高く生きる。の代名詞 セルヴァ
地中海に面したクロアチアで生を受けたセルヴァ。
穏やかな海。そして太陽からセルヴァは何を学んで成長して
今現在「西洋の大勇者」として名をはせてきたのか?
それは、音感である。
穏やかな海は荒々しい海とは違い、かすかな水の揺れる音しかしない。
そして、灼熱の太陽とは違い、太陽からはスーッと心地の良い音が
聞こえる。
かすかな音を体いっぱいに吸収してそして感じる。
音を操るセルヴァは、悪の手下共を相手に戦うときに、爆竹をよく利用した。
物陰から爆竹を投げ、敵がそちらに意識がいっているときに、背後から
愛刀「プラチナソード」で切りかかったという。
また、寝ている敵を見つけたときには、耳元で独自の超音波を聞かせて
敵の脳がマヒしている状態にさせてから、切りかかることもある。
敵は、誰と戦ったのかもわからないまま負けていくわけで、悪の根源まで
情報はわたらない仕組みだ。
誇り高く生きているセルヴァは、今日も物陰に隠れているのかもしれない。