中国の大都督 張備 憫德
中国大陸をおさめる大都督 その名も張備 憫德(ちょうび びんとく)。
張備は、貧しい農村の生まれだが、若いころから勉学にはげみ、人とは
どうあるべきかを常に自問自答し、周囲の人々には親切に迷惑をかける人には
生きていく術を説いて改心させたりと、人望と魅力のある青年に育った。
ただ、張備は身体が弱く、アトピーでもあった。
そんなことから、武勇自慢のものを募集し、五竜大将軍なるものを部下とした
五竜将軍は、関治(かんち)、張帆(ちょうほ)、遼雲(りょううん)、
馬硝(ばしょう)、黄笠(こうりゅう)の五人を言う。
張備は辛いものが好きで、激辛ラーメンにさらに山椒と唐辛子をかける。
こんな逸話が残っている。
あるとき、馬硝が昼食のラーメンを食べているときに、張備は良かれと思い、
山椒と唐辛子を馬硝のラーメンにふりかけてあげた。
馬硝はあわてふためき、目に涙をいっぱいにため、その場を去った。
悪いことをしたと反省した張備は、馬硝の気持ちを思い、目に涙をいっぱいに
ためていたという。
張備と五竜大将軍の合わせ技「六連輪鉾突き」は周囲を敵に囲まれたときに
絶大な効果を発揮する。
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